本日は諸事情により、なかなかレストアプロジェクトを始められずにいた、’67 Bronco “Baja” Roadsterのレストアプロジェクトをご紹介します。
ノーザンカリフォルニアのN氏の下でこの度、晴れてレストアプロジェクトをスタートさせることになった、’67 Bronco “Baja” Roadsterです。
レストアプロジェクトをスタートさせるにあたり、今回は改めてこの個体のストーリーをご紹介したいと思います。まずはこの個体が何故、”Baja” Roadsterと呼ばれているのかについてご説明します。この個体のオリジナルオーナーは、Cort Fox Ford、現在のHollywood Fordのパーツマネージャーでした。彼は’66年式のブロンコを試乗した際、170cidストレートシックスエンジンの非力さに落胆し、ブロンコの購入をためらっていたそうです。そんな折、289cidのV8エンジンがオプションで設定されたことを知った彼は資金を貯め、1967年4月にこのブロンコをGlendale, CAのCalifornia Motorsでオーダーしました。
なぜ自分が勤務していたCort Fox Fordではなく、California Motorsでオーダーしたのかですが、知り合いだったCalifornia Motorsのフリートマネージャーが自分の勤務先であるCort Foxよりもより良い条件を提示したためだったそうです。
オーダーから2か月後の1967年6月、オリジナルオーナーはCalifornia MotorsでこのBronco Roadsterを受け取るとすぐにオーダーしておいたShelby Hipo 289 Partsを組み込みました。その内容ですが、インテークマニホールド、ヘッド、キャブレター、エアクリーナー、バルブカバーなどです。記録によるとその時のオドメーターはたったの50マイルだったそうです。要するに新車時にFordのディーラーマンによってエンジンがハイパフォーマンス化されていたのです。
彼はエンジンのハイパフォーマンス化が済むとすぐに、このブロンコをHolman and Moody-Stroppeのショップへと持ち込み、15×8のスティールホイール、ゲーツコマンドタイヤ、フェンダーフレア、ロールバーなどを装着しました。オフロードレーシングの創成期とも言える1967年に、その後の1971年に発売されるBaja Broncoとほぼ同じスペックのカスタムが施されていたのです。以上がこの個体が “Baja” Roadsterと呼ばれる所以です。この個体の特筆すべきは、新車時に装着されたShelby製のHipoパーツやStroppeのパーツがすべて保たれていることで、Baja Broncoマニアの間では伝説のRoadsterという位置付けを獲得しているほど貴重な個体となっています。
装着されているステアリングホイールもHolman and Moody-Stroppeのショップで取り付けられたもの。1967年当時はパッドではなくラバー製のステアリングホイールでした。
N氏の工房に入り、レストアプロジェクトの開始を待つ、”Baja” Roadster、次回もこの個体のストーリーについてご紹介します。
アーリーブロンコ専門店
Show Room Bronco Ranch
東京都世田谷区世田谷1-47-2
http://bronco-ranch.com
TEL:03-6413-1531
FAX:03-6413-1532
e-mail:inquiry@bronco-ranch.com
Vintage 4×4 Automobile
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TEL:03-3425-7313
FAX:03-6413-1532
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1975 Ford Bronco Ranger
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レストアプロジェクトを進めている、1969 Bronco Sportです。
鈑金作業に向けて、各所パーツが徐々に取り外されていきます。前後バンパーやエンブレム、グリル内のヘッドライトやターンシグナルなどが取り外されています。
つづいてリアまわり。テールゲートが取り外されました。このテールゲートはスムージングの後、ペイントされます。
まずは、エンジンルーム内の点検から開始。最近まで当店メカニックがデイリードライバーとしていたこともあり機関などに問題はありませんが、改めて細部のチェックを行います。
若干の水漏れが確認されたラジエターはオーバーホールを行います。ラジエターの取り外し完了。その他、消耗品や交換が必要なパーツのリストアップを行いました。
各ベルト類もニューパーツに交換します。
続いては下まわりのチェック。エンジンルーム同様、必要なパーツをリストアップしました。
皆様、日本全国暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。まだまだ酷暑日が続く予報が出ていますので、体調管理に気を付けて夏をエンジョイしてください。
前後アクスルハウジングに続いてメンテナンスを開始した各パーツ、メンテナンスの終了したものからシャーシーブラックを塗布しました。
左右ラジアスアームにコイルスプリングマウント
ナックル
バックプレート
シャックル&Uボルトなどなど、各パーツのシャーシーブラックへの下塗り完了です。脚まわりのパーツは組み上げると塗れない部分が出てくるので、下塗りとはいえ少し厚めに塗布しています。
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リファインの終了したフロントアクスルハウジングに、シャーシーブラックの下塗りを行いました。
細部も地金が見えるまで磨き上げたので、シャーシーブラックのノリもいい感じです。下塗りでも深いツヤが出ています。本塗り後にはさらに艶やかな仕上がりとなります。
そしてこちらはコイルスプリングマウント。
各ボルトも1本1本メンテナンスを行います。ネジ山も綺麗に掃除して、痛みのあるボルトは修正を行います。
タイヤ交換後、フロントシートスキンのリペア作業を行うためUpholsteryショップに入庫した ’76 Explorerです。
貴重なオリジナルインテリアを維持したこちらの個体、最小限のリペアに留め、極力オリジナル素材を残す内容で作業を進めました。
フロントバケットシートスキンのリペアとシートフォームの交換を行いました。
そしてこちらが作業が完了したフロントバケットシートです。美しい仕上がりを実現出来ました。
損傷のあった一部のスキンを貼り替えていますが、違和感のない仕上がりです。
Wimbledon Whiteのエクステリアカラーとタンレザーのインテリアを持つ’76 Bronco Explorerは僅か7台のみが製造された希少な個体であることは当ブログで度々ご紹介していますが、改めてその希少性には驚かされます。
インテリアのリファイン作業が終了後、弦巻到着後に必要なパーツを積み込み、船積みされるLong Beach港へと運ばれた’76 Explorer、今月中には横浜港に到着する予定です。日本での再会が楽しみな1台です。
引き続き、フロントアクスルハウジングのメンテナンスを進めています。
大まかなパーツを取り払ったハウジングをワイヤブラシで磨いていきます。
ハウジングから外したナックルのクリーニングが終了。
ハウジング側も汚れを取り除き状態を確認しました。
金属の地が見えるまで汚れと錆を削り落とします。
フロントアクスルハウジングはリアに比べて立体的な構造なので、メンテナンスを行うのに手間暇のかかるパーツですが、ここまで綺麗にしておけば後に吹くシャーシーブラックも艶やかに塗布することができます。
フロントアクスルハウジングの磨き作業完了です。この後は、錆が浮いてきてしまう前にシャーシーブラックで下塗りを行います。


