ご納車に向けて整備中の1977 F-150です。
基本的な整備が完了した1977 F-150をテストドライブへと連れ出しました。
まずは弦巻界隈を軽く流しながら、高速走行へ向けて準備を進めます。こちらは地元の商店街。通称サザエさん通りです。いたるところにサザエさん関連のイラストが描かれています。この写真の中にもありますが、どこにあるか分かりますか?
そして住宅街。トルクのあるV8エンジンは1000rpm以下でも余裕でこの巨体を走らせてくれますね。住宅街ではほとんどアクセルを踏まずに走り抜けることができました。
続いて高速走行です。高速走行でもエンジン回転数は1000rpm前後で十分流れに乗ることができます。このくらいの回転数で走るのが、このF-150では気持ちがいいですね。速度域そして図太いエクゾーストノートともにとてもいい感じでした。もちろん、さらにアクセルペダルを踏み込めば流れをリードする走りも可能です。
テストドライブ前には、高速走行時の水温上昇が気がかりでしたが、今回の整備で水回りに手を入れたことにより冷却効果がかなり改善されていました。走行中水温計は終始安定。サービスエリアで止まった後しばらくアイドリングさせてみても著しい水温上昇は見せませんでした。エンジンが熱々の状態での再始動性も問題なしです。
高速走行の後はそのまま渋滞路へ。ここでも不安を感じさせない安定感を見せるのF-150です。MT仕様とはいえトルクがあるエンジンなので、渋滞でのストップ&ゴーもさほど苦になりません。
今回は大排気量V8エンジンならではの太いトルクを存分に体感できたテストドライブでした。特にエンジン低回転域でのトルクを活かした走りはとても気持ちの良いものでした。
この後はGarageに戻り気になった箇所の改善を行いながら、ご納車に向けて準備を進めます。
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ラジエター設置後、エンジンが完全に冷えた状態で再度クーラントの量の調整を行いました。
続いては、下まわりの仕上げに移ります。フレームやサスペンションまわりなど各部クリーニングを行った後にシャーシーブラックの増し塗りを行いました。
フロントサスペンションまわり
フロントのタイヤハウス
フレーム
リアサスペンションまわり…と各部艶やかな仕上がりになりました。
1969年式で来年50歳を迎えるそうです。我々が普段触れているBroncoもそうですが、この年代のクルマのデザインにはアメリカ、日本関係なく味がありますね。眺めていても飽きないデザインです。
フロントマスクも愛嬌のあるデザインです。この年代のクルマからはそれぞれ表情が感じられますよね。
コチラが作業前。
そして完成写真です。K様のこだわりを活かしつつ、K様そして職人と数時間の打ち合わせの後実現したデザインです。ステンレス製でパイプエンドはファンネル風の作り込みです。前の物より迫力が増した仕上がりとなりました。
仲間内にはいない仕上がりになった! とK様には喜んでいただくことができました。ある意味スタンダードな形ですが、ファンネル風の加工を施すことで他にはない1本物の仕上がりとなりました。ありそうでないスタイル…を作り出せたと思います。
ラジエター装着後、クーラントのエア抜きが完了した1977 F-150。続いての作業に移ります。
動作に不安要素のあったセンディングユニットの点検です。燃料を入れてもある一定の所から燃料系の針が上がらない現象が出ていました。センディングをチェックするには燃料タンクを降ろす必要があります。ボリュームがありますので、ミッションジャッキを使って燃料タンクを降ろします。
コチラがF-150から降ろした燃料タンク。クルマに付いている時よりもボリューム感がアップしますね。センディングユニットを取り外します。
タンクがいなくなったスペースはかなりの面積があります。
今回の現象はセンディングユニットに付いているフロートが原因でした。フロートとストレイナーを交換してタンクへとセンディングユニットを戻しました。
クルマへと戻す前に、燃料タンクもクリーニング。
タンクを戻したのち、燃料計の動作をチェック。安定した動きを取り戻しました。
オーバーホールから帰ってきたラジエターをF-150に搭載します。
単品だと大きさがいまいちわかりづらいですが、サイズ感はこんな感じ。ひとりで持ち上げるのもひと苦労です。
ラジエターをエンジンルームに戻す時はふたり掛かりです。ひとりがエンジンルームに入り、位置合わせを行います。
ラジエターとファンシュラウド、そしてオーバーフローボトルも取り付けました。
まずは水を入れながらエンジン内部にも水を回しエンジン内部のクリーニングを行います。その後クーラントを入れながらエア抜きを行いました。
引き続き1977 F-150の整備を進めます。
ご納車の前に各部の動作確認などの最終チェックを行いました。下まわりも各部の締め付けやオイル漏れなどチェックを行います。
下まわりのチェックが完了したら、エクステリア&インテリアのメンテナンスを開始。ボディ全体、そしてエンジンルームや室内各部のクリーニングを行いました。
最後にブルーオーバルが刺繍されたフロアマットを敷いて準備完了です。
そしてついに、T様の元へとBroncoのご納車完了です。T様、この度はありがとうございました。
ブレーキまわりに続いてエンジンルーム内の作業を開始。ラジエターをオーバーホールに出すための準備を進めています。
エンジンルームからラジエターを取り出してオーバーホールに出しました。Broncoよりもボディ幅があるF150はコアサポートの開口面積も大きいですね。ボリューミーなラジエターがいなくなり、エンジンルーム内がスッキリとしました。
ラジエターが戻って来るまでの間にハーネスのチェック&レイアウトを行いました。エンジンルーム内のハーネスは日本の法規に合うように灯火類の改善も一緒に行います。
インストルメントパネルの裏側のメインハーネスも一度バラしてそれぞれテスターを当てながらチェックしていきます。















