エンジンオーバーホールが終了し、エンジンルームにエンジンが収まった1974 Bronco Explorerです。
エアクリーナーボックスの装着、スパークプラグ&プラグワイヤーの交換などを終え、緊張の火入れの瞬間を迎えました。イグニッションキーを捻ると…302 V8は心地よいV8サウンドを響かせて一安心。キャブレターの調整も終え、エンジン関連の作業はひとまず完了です。
続いて進めるのは下まわりの仕上げです。まずは
ミッション&トランスファをブロンコへと戻し、エンジンとの連結も終了。
ミッション&トランスファを戻す前には、フューエルラインやワイヤリング、ブレーキラインの取り回しもやり直し、スッキリとまとめ直してあります。
そして次に行うのが、Cブッシュをメインとしたブッシュ類の交換です。
Cブッシュを交換するには、アクスルハウジングを完全フリーにしてラジアスアームを一度取り外します。Cブッシュはアクスルハウジングを支える重要なパーツなので、この作業はどのブロンコでも必ず行っています。メカニックももう慣れたもの。アレヨアレヨというまに、脚まわりがバラバラになりました。ラジアスアームの先端に付くCの形をしたものがCブッシュ。そして、その反対側に付くのがラジアスアームブッシュです。Cブッシュは比較的いい状態でしたが、ラジアスアームブッシュは寿命を迎えていました…。
Cブッシュ&ラジアスアームブッシュの取り付けも無事に終了。リペイント済みのコイルスプリングも戻り、元の姿を取り戻してきました。
コイルスプリングを外している間に、スプリングサポートまわりもクリーンナップの後にリペイント。手前味噌ながらいい感の仕上がりになったと思います。
全体的にシャシーブラックで整えなおした前後の下まわりです。フレームなどをしっかりと磨いたことですべすべお肌になり、シャシーブラックののりもパリっとしていて気持ちのよい仕上がりに。フロントの作業に合わせ、リアリーフスプリングもブッシュを新品へと交換済みです。
さて、大掛かりな作業をひととりこなすことができた1974 Bronco Explorer。この後は燈火類の改善やウエザーストリップの交換といった作業へと進みます。
アーリーブロンコ専門店
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☆3月17日の展示車両☆
1972 Ford Baja Bronco
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