Fordが主催する年に1度のビッグイベントの模様をお伝えしているRoad to 29th Fabulous Fords Forever。引き続きより貴重な車が展示されるグラスエリアの模様をお伝えします。
ノンレストア車ながら素晴らしいコンディションを保っている1962y Mercury S-55 Montereyです。1962モデルはマーキュリーにバケットシートのオプションが設定された年で、このクルマはまさにそのオプションが装備されている個体でした。バケットシートを持ったS-55は当時4,087台が生産され、そのうち現車のハードトップモデルが2,772台とのこと。現オーナーは2000年にオリジナルオーナーの家族からこのMontereyを譲ってもらって以来大切に乗り続けているのだとか。駆動系は390cid V8と4Speed M/Tの組み合わせです。
プッシュボタン式のトランスミッションセレクターが初めて採用された1957y Mercury Turnpike Cruiser。このTurnpike Cruiserは1957 & 1958の2年間しか生産されなかった貴重なモデルです。先に紹介した1962 S-55 Montereyもそうですが、フードノーズに備わる”MERCURY”のロゴデザインが可愛いですね。当時のMercuryは他のFord車とのデザイン共通性がない個性的なルックスが特徴でした。このTurnpikeのオーナーは自分で所有する車はこの1台で普段からステアリングを握っているらしいのですが、いつも「コレはなんて車なの?」と尋ねられるそうです。
1955 Mercury Montereyです。カーペット以外はオールオリジナルを保っている個体で、過去様々なカーショーで50以上のアワードを獲得しているとのことでした。現オーナーは4代目で、過去3人のオーナー共々、このMontereyをドライブするのはカーショーに参加する時かクリスマスイベントのみというこだわりを持っているのだとか。これだけのコンディションが維持できているのが頷けますね。
Legendary Ford MagazineやHemmings Motor Car Magazineにもなんどか登場しているという1960 Ford Country Squireです。Country SquireはFord Galaxieのステーションワゴン版として当時生み出されたクルマなんです。現オーナーはオリジナルオーナーの息子さんからこの車を譲り受けた2代目オーナー。それにしても、この年代によくもこんな微妙なアールを創りだせたな〜というデザインがとてもユニークです。深みのあるレーベンブラックにウッドがよく似合っていますね。
1965 Mercury Montclair convertibleです。イエローとブラックの2トーンカラーとインテリアのほとんどはオリジナルの状態が保たれているそうです。現オーナーはアーリーティーンの時にこの1956 Mercuryに魅せられ夢中になったのだとか。「今まで数々のクルマに乗っては手放してきたけど、この1956 Mercuryは未だにお気に入りリストのトップに君臨してるよ」だそうです。50〜60年代のクルマは、インテリアの作り込みもまさにゴージャス! ですね。このクルマのインパネもため息モノの美しさでした。
引き続きFabulous Fords Foreverの模様をお伝えします。
アーリーブロンコ専門店
Show Room Bronco Ranch
東京都世田谷区世田谷1-47-2
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Factory Garage弦巻
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☆Bronco Ranch&Garage弦巻は、日曜日を定休日とさせていただいております。
☆6月9日の展示車両☆
1972 Ford Baja Bronco
1972 Ford Bronco Pickup
1974 Ford Bronco Explorer
1976 Ford Bronco Sport
1977 Ford Bronco Sport
1979 Chevrolet K10
ぜひお越しください♬♩