カリフォルニアでの全ての作業を終えた1973 Bronco Ranger “Bright Lime” 号です。
船積みに向けて、全ての油脂類を抜き取る作業が行われました。
最近は規制が厳しくなり、船積み前に漏れる可能性がある油脂類はすべて抜き取ることが義務付けられました。
結果、ブロンコはNon Operation Carとして、追加のコストを支払うことに。
Tow Truckへの積み込みも一苦労です。
こうしてカリフォルニア州を旅立った1973 Bronco Ranger “Bright Lime” 号、引き続き、弦巻でのリファインプロジェクトの様子をご紹介して参ります。
アーリーブロンコ専門店
Show Room Bronco Ranch
東京都世田谷区世田谷1-47-2
http://bronco-ranch.com
TEL:03-6413-1531
FAX:03-6413-1532
e-mail:inquiry@bronco-ranch.com
Vintage 4×4 Automobile
Factory Garage弦巻
東京都世田谷区弦巻3-30-7
http://garage-tsurumaki.com
TEL:03-3425-7313
FAX:03-6413-1532
e-mail:inquiry@garage-tsurumaki.com
☆Bronco Ranch & Garage弦巻では、日曜日・祝日にご来店を希望される場合完全予約制にてご対応させていただきます。ご来店を希望される場合は、お手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
Instagram
Facebook
楽天ショップ
☆9月20日の展示車両☆
1971 Ford Bronco Sport
ぜひお越しください♬♪


エキゾーストラインのリニューアル作業を終え、Tow Truckに載せられた1973 Bronco Ranger “Bright Lime” 号です。
エキゾーストマニホールド以下、
サイレンサーから、
リアエンドまでエキゾーストラインがリニューアルされました。
マフラーは定番のパッセンジャーサイド一本出し仕様です。
Upholsteryショップでの全ての作業を終え、次なる工程に向けて移動待ちの1973 Bronco Ranger “Bright Lime” 号です。
Upholsteryショップでは最後にフロントバケットシートのバックプレートにシートと同じ素材のマテリアルが貼られました。こちらはドライバーサイドです。
そしてこちらはパッセンジャーサイドです。綺麗な仕上がりです。
そしてカリフォルニアでの最後の工程がこちら、マフラーのリニューアルです。
エキゾーストマニホールド以下、
サイレンサーから、
リアサイドまでリニューアルします。
マフラーエンドはオリジナル同様、パッセンジャーサイド出し、シングルマフラー仕様となります。
Upholsteryショップにて作業中の、1973 Bronco Ranger “Bright Lime” 号です。
完成したフロントバケットシートがインストールされました。
オリジナルと同等のマテリアルを使って張り替えられ、シートフォームも交換されましたので、艶と張りを取り戻しました。
シートバックプレートはオリジナルパーツを再インストールしています。この後、シートスキンと同じマテリアルを使い、リニューアルする予定です。
フロントシート同様にシートスキンとシートフォームがリニューアルされたリアベンチシートもインストールされました。
端部に見受けられたダメージがなくなり、とてもクリーンな仕上がりを実現出来ました。
カーペットを弛みなく貼り直した甲斐あって、フロアも綺麗な仕上がりです。
テールゲート裏のカーペットも貼り直されました。
リダイされたアームレストとドアカップも取り付けられました。若干色味は異なりますが、徐々に馴染んでいき落ち着いていくことでしょう。
こうして完成した貴重なAvocado GreenのRangerインテリア、全体的にクリーンな仕上がりを実現することが出来ました。
シートスキンの張り替え及びシートフォームの交換作業が完了したフロントバケットシートです。
オリジナル同等の格子柄マテリアルを使用し、綺麗に張り替えることが出来ました。
フロントシートハーネスは、
損耗の激しかったリアのシートハーネスは、
オリジナルのレンジャートリムを保っている、”Bright Lime” 号ですが、アームレストはご覧の通り、所々、色が剥げてしまっています。こちらはドライバーサイドです。
そしてこちらはパッセンジャーサイドです。今回はオリジナルパーツをリダイすることになりました。
アームレスト及びドアカップが取り外されました。貴重なレンジャートリムのドアパネルはとても綺麗な状態ですので、ボード交換等はせずにオリジナルパーツを保持します。
取り外したアームレストをダッシュパッドの上に置き、色の確認を行いました。
アームレスト及びドアカップがリダイされました。
光の加減によっては、若干明るい色に見えますが、オリジナルのカラーコードでリダイしています。
こちらはドアカップです。
カーペットリテイナーによってフロントとリアに敷かれたカーペットがしっかりと固定されました。
ボードが交換されたリアクウォーターパネルも設置されました。こちらはドライバーサイドです。
そしてこちらはパッセンジャーサイドです。
ボード交換により歪みがなくなりシャキッとした仕上がりとなりました。
ホイールウェル上のカバーも皺なく設置されカーペットの敷設作業は完了となりました。
前オーナーによって張り替えられたループパイルカーペットを再利用していますが、丁寧に敷き直すことで格段にクオリティの高い仕上がりを実現出来ました。
Upholsteryショップにて作業中の、1973 Bronco Ranger “Bright Lime” 号です。
断熱材が敷き詰められたフロントサイドにカーペットが敷設されました。
シートプラットフォーム上に、
そしてフロアパン上に隙間なく設置されています。
そして左右両端部と中央にカーペットリテイナーが取り付けられ、固定されました。
そしてトランスファーレバーのシフトブーツもカーペットに固定されます。
リアフロアの断熱材は取り除かれ、改めてカーペットが設置されました。カーペットの固定にシャーピンが使われているのはご愛嬌。
ホイールウェル、クウォーターパネルに貼られていた無意味な断熱材も取り除かれました。
テールゲート内側に貼られていたカーペットも一旦、取り外されました。
エンジンの熱が籠るフロントサイドにはしっかりと断熱材が敷き詰められました。
丁寧に貼られています。
全てのシートが取り外され、現在、敷設されているカーペットを張り直す作業へと移行しました。
カーペットの下には、前オーナーによって断熱材が貼られており、まずはこの断熱材を取り除く作業を行います。
リア部分のカーペットが剥され、ホイールウェル上に貼りつけてあった断熱材を剥しました。
断熱材は接着剤によってしっかりと貼り付けられていたため、剥し作業は困難を極めました。
前オーナーがなぜ断熱材をこのように接着剤を使って貼ってしまったのかは不明ですが、カーペットと断熱材は消耗品であるという前提で考えると、接着剤の使用は全く不必要なものでした。几帳面に断熱材はフロア全面に貼られていたのです。
とにかく丁寧に、フロアを傷つけないように剥離作業を進めて行きます。


