アーリー・ブロンコに興味をお持ちの方々の中には車による細かな違いまで気にされる方が多いですね。
ご来店いただいた際、質問されることが多いことの中に装着されているステアリングの違いがあります。
そこで、年式によるブロンコの仕様の違いをご紹介したいと思います。
今回はステアリングまわりのお話。
こちらはストック車両の1973 Bronco Rangerのインパネです。細身大径のステアリングがクラシカルでいい雰囲気。さらに、
ステアリングの中央に備わるホーンリングがその雰囲気をグッと高めていますよね。その名も『Half Moon』、なかなかお洒落なネーミングだと思いませんか?アルミ削り出しで触感もなかなかですよ。
このハーフムーンが選べるのはアーリー・ブロンコの中でも1966〜1973モデルまでなのですが、では、1974以降はどの様なステアリングになるのかといえば
細身大径というスタイルは変わらずとも、デザインがちょっぴり現代的に変わっています。
皆さんはどちらのデザインがお好きでしょうか?
さらに、ステアリングまわりには1973モデルにのみ採用されたものがあります。それは
クリアパネルのみのデザインとなるシフトインジケーターです。個人的にはこの造りかなり気に入っているのですが、何故か採用されたのは1年のみ。
1974モデルからはインジケーターのまわりにカバーが備わっています。
視認性などを考慮した結果だったのでしょうか…。
1966年からの11年間ほぼ変わらないスタイルで販売されたアーリー・ブロンコですが、今回ご紹介したような細かな違いが年式によって幾つか存在します。ちょっとした違いですが、デザインに関する感じ方は千差万別。ご来店頂いた際にはこのような違いもチェックしてみてくださいね。
この他の違いは別の機会にご紹介したいと思います。