本日はFabulous Fords Forever 2016の模様をお伝えします。
本日のトップバッターはPebble Beigeのボディカラーが可愛らしい1969 Broncoです。64,000オリジナルマイルのこの個体は、エンジン、ミッション、トランスファ、キャブレターまでもが当時のものが残され、これらを使用して2015年にレストアを施されたとのこと。インテリア&エクステリアも使えるパーツはオリジナルを活かされていました。
とても綺麗な仕上がりのエンジンルームです。1969yならではのエアクリーナーボックスも健在ですね。
続いてはBoxwood GreenのBronco。おそらく1971yモデルだと思います。マイルドなリフトアップにスロットマグホイール+MTタイヤを装着してワイルドなスタイルに仕上がっています。バンパーやヘッドライトベゼルなどのクロームパーツもビカビカ。レストアされて程ない感じを受けました。インテリアはフロントシートまで伸びるロールケージを追加。シートもアフターのスポーツバケットシートに交換されています。
こちらはBaja Broncoを手がけたBill Stroppeの手により製作された、Balloon Chaser Ambulance Broncoです。世界記録を掛け、アメリカを横断する熱気球の大会で熱気球を追跡していたBroncoです。FoMoCoがこの大会をプロモーションとして利用し、Bill StroppeにこのBorncoの製作を依頼しました。プロモーション終了後はStroppeのデザートレーシングチームのサポートかーとして活躍したという、由緒正しきヒストリーの持ち主です。
続いては、Baja Broncoのレストアを手がけているN氏所有のRacer Bronco。Bill Stroppeにより1968yに製作され、数々の輝かしい戦績を収めてきたBroncoでもあります。レースの日々の中で使われてきた殆どのパーツや装備も残されています。N氏はこのBroncoで2010年にノラメキシカン1000に出場し、見事クラス優勝を獲得しました。
Racer Broncoならではのカッコ良さがあります。こんなスタイルでBroncoをドライブしてみたいとも思いますが、日本では厳しいかな…。
そして、トリを務めるのはこのイベントに合わせてレストアを手がけてきた1971 Bronco “Arizona”です。当ブログでもレストアの模様をお伝えしてきましたが、多くのNOSパーツやオリジナルパーツを使いながら、かなりの時間と労力を掛けてきただけのことがあり、このグラスエリアに並べられたのは感無量でした。
Fabulous Fords Foerver 2016のご紹介も今回が最終回です。今年はBronco 50th Anniversaryということで、昨年以上の出展があったBronco。Early Modelは全てご紹介することができました。ブログを読んでいただき、皆さんはどんな感想をお持ちでしょうか。自分は年々オリジナルの状態をキープしている個体が減っているな…というのが今回強く感じたところですが、Broncoを思い思いのスタイルで楽しんでいる彼らを羨ましくも感じました。どんなスタイルにせよ、パーツの供給やユーザー層など、思いっきりBroncoを楽しめる環境がアメリカには整っていますからね。日本でもそんな日が来るように我々も力を注いでいきたいと思います!!
アーリーブロンコ専門店
Show Room Bronco Ranch
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Vintage 4×4 Automobile
Factory Garage弦巻
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☆Bronco Ranch&Garage弦巻では、日曜日ご来店を希望される場合完全予約制にてご対応させていただきます。ご来店をご希望される場合はお手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
☆6月21日の展示車両☆
1969 Ford Bronco “Patina Package”
1975 Ford Bronco Ranger(Wimbledon White)
1975 Ford Bronco Ranger(Glen Green)
1977 Ford F-150
1988 Chevrolet K-5
ぜひお越しください♬♩