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2014.05.24
テーマ:整備

前回の1977 F-150 Projectでは、組み上がったエンジンをフォードブルーにペイントしたところまでをお伝えしました。
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こちらがフォードブルーにペイント済みのエンジンです。今回はこのエンジンをF-150へと戻す作業をお伝えします。

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まず、住人のいない間にエンジンルーム内のクリーニングを行いました。エンジンがいると手の届かないフレームやエンジンマウント部などの細かいところまで磨き上げ、シャーシーブラックで整えています。クロスメンバーの艶っぽさがいい感じです。

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そして、エンジンをクレーンで吊りあげて、ゆっくりとフレームの上へと降ろします。

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数週間ぶりにエンジンがフレームの上へと無事戻りました。エンジンが乗っかった瞬間、F-150の車高がグッと沈み込みましたが、車輪がついているエンジンスタンドに固定していても移動にひと苦労する重量物が載ったのだから当たり前ですけどね…。

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エンジンをフレームにしっかりと固定したら補器類の取り付けを一気に進めます。フロント周りの組み付けが終わると、水まわり、点火系、燃料系、エアクリーナーを取り付け。

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今回はラジエターの冷却効果を高めるためにピッチ増しを行いました。フィンが整然と並ぶ綺麗なラジエターは気持ちがいいですね。

エンジンに続いてはミッション&トランスファをF-150へと戻すのですが…
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その前に配線類のチェックを行いました。37年という月日が経つと、その間にそれぞれのオーナーが独自の配線加工を施しているということも珍しくありません。後々悪さをするのはそのような配線類なので、一度配線類をバラして必要のないものは取り除き、補修や引き直しも行います。これはブロンコでも必ず行う作業なのですが、その車の状態を知っておくといった意味でも重要な作業です。

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ブレーキはラインからホースまですべてニューパーツに交換しました。

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いよいよミッション&トランスファをミッションジャッキで持ち上げF-150へ。ミッションジャッキの力を借りても、かなりのハードワークでした。それでも無事にもとの位置へと収まり、エンジンと連結完了。これで重作業はほぼ終わり、あとはマフラーや燃料タンクなどを取り付け、火入れの儀式へと移ります。

引き続きF-150 Projectの模様をお伝えします。


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☆5月26日の展示車両☆

140501

1972 Ford Baja Bronco

1972 Ford Bronco Pickup

1974 Ford Bronco Explorer

1976 Ford Bronco Sport

1977 Ford Bronco Sport

1977 Ford F-150

1979 Chevrolet K10


ぜひお越しください♬♩

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