本日は木曜日に引き続き、新規入庫予定車である’86 GMC Jimmyのカリフォルニアでの作業の様子をご紹介します。
ボディショップでの作業を終え、インテリアの仕上げ作業を行うためUpholsteryショップへと入庫した’86 Jimmyですが、まずはヒーターベントダクトのリファイン作業を行いました。こちらが施工前で、
こちらが施工後です。見違えるほど綺麗になりました。
そしてセンターコンソールボックスもリファイン作業を行いました。こちらが施工前、
こちらが施工後です。こういったプラスチックパーツはプロの手によって甦らせることが可能なのです。コストはかかりますが、新しいオーナー様が気持ちよく使っていただけるように、直接手を触れることになるインテリアパーツはクリーンな状態にしたい、それが我々のこだわりなのです。これはブロンコでもシェビーでも変わらぬ思いです。
そして使い込まれて劣化していたシートハーネスも、
Newハーネスへと交換されました。それこそシートハーネスは新しいオーナー様が直接触れるパーツです。私共が輸入前にカリフォルニアにて必ず交換するパーツの内のひとつです。
我々は通常、シートハーネス交換の際はハーネスのみ交換しています。オリジナルのバックルは交換せずに残しているのです。普通はバックルごと交換してしまう業者さんがほとんどですが、我々はGMのロゴの入ったオリジナルバックルを大切に考えているため、手間はかかりますがハーネスのみ交換しているのです。
オリジナルのダッシュボードもクリーニングされ、とてもクリーンな状態です。
左右のピラーポストモールディングも一度取り外されクリーニングされた後、再度取り付けられました。
こうしてカリフォルニアでのすべての作業を終えた’86 Jimmyは日本へ向けてシッピングする手はずが整いました。
オリジナルに忠実にとてもクリーンに仕上げることが出来たと思います。日頃からブロンコのレストア作業を通じて培ってきたノウハウをGM系のK5やSuburbanでも生かせることを証明出来たのではないでしょうか。そういう意味ではここ数か月間、GM系のクルマに取り組んできたことは我々にとってもとても有意義な時間でした。
それにしてもオニキスブラックとグレーのデラックスツートンのカラーリングはとても渋く、年式は’86と新しめですが、その年式以上のヴィンテージ感を醸し出しています。ホワイトにペイントされた6Jのスチールホイールと細めのタイヤの組み合わせがそのヴィンテージ感の醸成に一役買っていることは間違えありません。
キャブレター最終年式となる’86年式の縦目Jimmy、フューエルインジェクションにはないドライブフィールをもたらしてくれる1台です。
そして現在開催中の“Chevy & GMC Festa 2014”のダークホースとして9月中の横浜港上陸を目指し、シッピングされました。日本到着がとても楽しみな1台です。
引き続き、この個体の情報をご紹介して参ります。
1986 GMC Jimmy Sierra Classic
350cid V8 + TH700R4, A/C, P/S, P/W, P/L
Price: TBD
アーリーブロンコ専門店
Show Room Bronco Ranch
東京都世田谷区世田谷1-47-2
TEL:03-6413-1531
FAX:03-6413-1532
e-mail:inquiry@bronco-ranch.com
Factory Garage弦巻
東京都世田谷区弦巻3-30-7
TEL:03-3425-7313
FAX:03-6413-5885
e-mail:inquiry@garage-tsurumaki.com
☆Bronco Ranch&Garage弦巻は日曜日を定休日とさせていただいておりましたが、今後完全予約制にてご対応させていただきます。日曜日ご来店を希望されるお客様は、お手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
☆9月15日の展示車両☆
1972 Ford Bronco Pickup
1974 Ford Bronco Explorer
1976 Ford Bronco Sport
1977 Ford Bronco Sport
1972 GMC K-10
1979 Chevrolet K-10
ぜひお越しください♬♩