本日はノーザンカリフォルニア在住のN氏の元で作業が進められている、1971 Baja Bronco “Arizona” のレストアプロジェクトをご紹介します。
N氏の工房ですべての主要コンポーネンツが取り外されたArizona号はボディワークが行われる、Mustang専門ショップへと運ばれました。
このショップのオーナーの実弟はN氏とは旧知の仲で、腕利きのメタルマスターでもあるのです。
グリル、フロントフェンダー、ドア、ハードトップなどのボディコンポーネンツがすべて取り外されました。
エンジン、トランスミッション、トランスファーケースなどのドライブトレインもすべて下ろされています。
インテリアパーツもご覧の通り、すべて取り外されました。
大がかりなリペアが必要になるのが、こちらのドライバーズサイド、フロントインナーエプロンからコアサポートにかけてです。
内側から見るとロールオーバーによるダメージの大きさが確認できます。どのような工程で修復していくのか、メタルマスターの腕の見せ所です。
そしてドライバーズサイド、パッセンジャーサイド共にフロアパンは貼り替えが必要な箇所です。
コウルパネルからウィンドウシールドマウントパネルにかけても腐食が激しく、リペアが難しそうです。
パッセンジャーサイドのリアフロアエクステンションパネルも腐食が見られリペアが必要です。
同じくパッセンジャーサイドのリアホイールウェルは前オーナーによってツールボックスに改造されており、今回はオリジナルの状態へと戻すことにします。
貴重なBaja Bronco専用のリアフェンダーフレアは綺麗な状態を保っています。ストロップによるオリジナルパーツの一つで入手困難アイテムです。こういった希少パーツが残っていたこともこの個体を修復するに至った一つの要素です。
ドライバーズサイドドアはウィンドフレーム付根部分の腐食が進んでいたため再生を断念し、同じ’71年式ブロンコスポーツのドアパネルがN氏によって調達されました。主要なボディコンポーネンツはリプロ品ではなくあくまでもオリジナル品にこだわって作業を進めていきます。
フロントフェンダーは綺麗な状態を保っていましたので、こちらを修復し使用します。
引き続き、1971 Baja Bronco “Arizona” のレストアプロジェクトの様子をご紹介して参ります。
アーリーブロンコ専門店
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☆Bronco Ranch&Garage弦巻は日曜日を定休日とさせていただいておりましたが、今後完全予約制にてご対応させていただきます。日曜日ご来店を希望されるお客様は、お手数ですが事前にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
☆9月29日の展示車両☆
1972 Ford Bronco Pick-Up
1974 Ford Bronco Explorer
1976 Ford Bronco Sport
1977 Ford Bronco Sport
1972 GMC K10
1979 Chevrolet K10
ぜひお越しください♬♩