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2014.08.22
テーマ:整備

当店のストック車両である1972 Baja Bronco、総生産数1/450という希少価値の高い1台です。
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希少性というのもさることながら、若干のリフトアップにマッド系タイヤを装着した勇ましいスタイルも売りのひとつです。Baja Broncoのスペシャルカラーともマッチしていると思うのですが、いかがでしょう? そして、ドライビングは吹け上がりの鋭いエンジンで胸のすくような加速が楽しめる仕様になっています。Baja Broncoは当時スペシャルオーダーにより1台1台がそれぞれのオーナーの注文により仕上げられていましたので、それぞれ仕様が違います。当店では現在5台のBaja Broncoを所有していますが、それぞれに個性的な仕上がりなんです。

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今回はかねてから予定していたオートマチックトランスミッション(A/T)オーバーホールの作業のため、ショールームからガレージ弦巻へと移動しました。

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こちらがオーバーホールを行うためにBaja Broncoから降ろされたA/T&トランスファです。本来1972yモデルのブロンコにA/T車は存在しないのですが、Baja BroncoではA/T仕様も選ぶことができました。そして、もともとないものをBroncoに載せるために作られたスペシャルパーツがあります。

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それがこの、A/Tとトランスファを繋いでいるアダプターです。M/TとA/Tではミッションケースの長さが違うため、このアダプターを新たに作る必要があったんですね。このアダプターはBaja BroncoのビルダーであるBill Stroppeのスペシャルアイテムで、アダプターには”STROPPE”の文字がしっかりと入っています。これ、今となっては非常に入手困難な貴重なパーツですね。

スペシャルアイテムといえば…
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ボディ同色のポピーレッドにペイントされたパワーステアリングギアボックスもそのひとつです。やはり、1972yモデルまでのブロンコにパワーステアリングの設定はありません。そこで、StroppeはGM系のギアボックスを流用することでBaja Broncoにパワーステアリングシステムを搭載していました。

Baja Broncoは、そのスタイルも使われているパーツも見れば見るほど…といった魅力的なブロンコなのです。
降ろされたA/Tは今後Baja Broncoスペシャリストの手によりオーバーホールされ、再度この1972 Baja Broncoに戻す予定です。

その模様は改めましてお伝えします。


アーリーブロンコ専門店

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☆8月23日の展示車両☆

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1972 Ford Bronco Pickup

1974 Ford Bronco Explorer

1976 Ford Bronco Sport

1977 Ford Bronco Sport

1977 Ford F-150

1979 Chevrolet K-10

ぜひお越しください♬♩

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